ゆうきフェスタ2004message
30年の歩みを子供達の未来へ
有研30年の歩みを映像や資料で紹介

 今年で第五回目を迎える「ゆうきフェスタ」ですが、少しづつ進化し続けるフェスタです。
 今年は熊本県有機農業研究会が30年の節目を迎えた年ということもあり、会の歩みを紹介するコーナーを作ります。結成以来の機関誌のバックナンバーを始め、映像や資料で熊本の有機農業の歩みと原点を紹介します
 また今年のフェスタのキーワードの一つは、子供達が健やかに育つ社会ということを念頭に置いて「30年の歩みを子供たちの未来へ」としました。ご存じの通りアレルギー疾患に悩む子供達は大変な勢いで増えています。食べ物、建築資材、衣類や生活グッズなどすべての領域で化学物質や薬剤が氾濫しています。もともと有機農業は農業生産と食生活の中から危険な科学物質と薬剤を無くそうという試みでした。しかし時代の流れを見れば、その考え方を生活の全般に押し広げていかねばならないようです。今回は環境負荷の大きい乳幼児や子供たちのために先駆的な試みをしている保育園、医師、学校、様々な子育てサークルなどに積極的に呼びかけて、若い父母達の参加を促す企画を立てていきます。
 さらに今年は、ゆうきフェスタの次のステップを意識した取り組みも始めました。フェスタに対する後援や協賛を各方面に呼びかけて、より広く、より強固な基盤の上で展開していけるようにしようというものです。一年で実現できることではありませんが、今年はその足がかりの年となるはずです。
    ゆうきフェスタ 実行委員長 間 司

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