ぼかし肥料を手作り
昨有機認証の申請に「投入資材として、記入が不可欠な肥料。有機質肥料を構成する有機物の安全性が求められます。小川町で実際に行われている認証制度を見据えたぼかし肥作りを紹介します。
昨年、改正JAS法の施行と合わせて、小川町有機農産組合なるものを立ち上げて、ぼかし肥料の手作りを始めました。
当組合は正組合員が20人と準組合員約10人で構成し、そのうち9人がJAS認証取得済みで、熊有研会員です。
手作りぼかし肥料の特長は、
@孟宗竹林から土着菌、米のとぎ汁から乳酸菌を自家採取培養し、各種有機質肥料を配合する際の発酵材にしている事。配合後の発酵熱が60度に達しないので菌の繁殖がよく、圃場に投入したら肥料効果プラス腐葉土効果があり、病原菌に強い圃場になっていく。
A資材証明付きの有機質肥料を単体毎に確認注文ができる上、植物性動物性に海産陸産のものを約10種類配合することでNPKの3要素以外の微量要素ミネラルが豊富な有機資材である。だから栄養豊富な美味しい有機農産物ができる。
B価格もかなり安く供給しており、生産費が削減できる。
このぼかし肥料は、元々大矢野町や小川町などで長年の実績があり、特に根菜、果采、果物は美味いと評判のものです。
小川町 森田良光