来年度の理事会選考委員会始動

有機認証制度が始まって4年。来年度は制度の見直しがはかられます。今まで農水省にしか権限の無かった「認定取り消し」の権限なども認定機関に任されることになるようです。そうなると社会的責任も、法律的責任もますます重くなることになるでしょう。
 熊有研は元来、世直しとしての有機農業運動を実践する任意団体でした。それがご承知のように2001年からは、認証業務とNPOとしての有機農業の啓発、普及活動の二足わらじで歩んできています。この三年間の中で、改めて、組織のあり方、運動のあり方、認証業務のあり方を再検討し、きたるべきJAS法の見直しにどう備えるかが課題となっています。
 そこで一年をかけて、それらの問題を検討し、最終的には新理事会体制の提案を行う理事選考委員会を設置しました。NPO、認証業務、若者等、様々の観点が反映されるような人選が行われました。すでに5月、6月の2回会議がもたれています。12月まで数回の会議を重ねる予定です。

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