生ゴミリサイクル研修会参加報告
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古田 久美子 (熊本友の会) 7月26日熊本からの参加者9名は2台の車に分乗し、高速道で約2時間半、大村湾に面したのどかな農村地帯の川棚町白石公民館に到着。近郊の参加者も大勢集まられ、会場は満杯。 講師の吉田俊道氏は10年間の農業改良普及員の職を辞し、地球環境の悪化の昨今、子供達の未来の為に、地域根ざし、食育のこと、自然農法のことを通して活力ある幸せな社会の実現にむけ熱心な活動を広げておられる方で、その熱っぽい話しぶりからも純粋なお人柄がうかがえ、感動しながら聞き入りました。生ゴミリサイクルの方法もスライドやプリントでとても分かりやすく説明され「生ゴミがいのちをよみがえらせ、土のいのちが元気野菜をつくる」「元気野菜は甘味があり変色しにくい」「生ゴミからつくるいのちいっぱいの土には1gに10億の微生物が住んでいて、その微生物いっぱいの土から野菜の生命力をもらっている」こと等をユーモアたっぷりの講義。その後、近くの畑で野菜を見ながらの実地指導と質疑応答と、とても熱心な研修会でした。 私も以前から友の会の勉強として、生ゴミをバケツに溜めるやり方で堆肥作りをやってはいましたが、腐敗したり、ウジがわいたりでなかなか上手に出来ませんでした。今回の研修で再度挑戦しようとタッパーに生ゴミを貯め、プランターへ移すやり方でつくり始めました。これからの種まきや収穫を楽しみにしていますが、長崎に負けず熊本でも、熊有研を中心に県内全体に広がっていくことを念じて、私達も消費者の立場で応援していきたいと思っています。 |