新規就農者支援作り

担当・間 司

研修を受け入れてもよいと考える農家の皆さんへ
熊有研・新規就農支援プロジェクトの呼びかけ


   昨今、多くの若者や、中高年の人たちが、田舎暮らしや帰農をめざして動き出しています。この傾向は団塊世代が定年を迎える07年以降はより顕著になるだろうといわれています。一方で農村の解体は進むばかりで、遊休農地の利用や担い手育成事業に絡めて行政やJAもあれこれ手をうち出しはじめています。もっとも、熊本ではこれらの動きには有機農業のことは入っていません。しかし30年の歴史の中で培われてきた有機無農薬農業は、大きな魅力と潜在的需要があり、有機農業をやりたいという若者は後を絶ちません。

高知県は有機NPOとの協慟で就農受け入れを!

   高知県では、県と地元NPOとの協慟で、ゆうきの学校「土佐自然塾」を開講しました。県は施設等への助成と職員の派遣を決めています。有機農業の実践者で、これまでも新規就農希望者を受け入れられてきた土佐自然塾の塾長・山下一穂氏は「全国から「志」を同じくする方が入塾され、1年間共に学び、地域で独立する。毎年毎年卒業者が増えていく。そのネットワークが、地域を変えていくと思うのです」と橋本大二郎県知事との談話の中で語られています。(http://www.tosa-yuki.com/01.html

興味のある人は連絡を!

   熊本では、今まで研修や新規就農の支援はもっぱら有機農家個々のレベルで行われてきました。これらを統一的、継続的な就農支援事業としてまとめ上げる必要性を強く感じています。受入れ農家を募集しますので、興味のある方は事務局までご連絡ください。

※11月の「ゆうきフェスタ」において、就農相談コーナーを設置しますので、農業に興味のある人は来訪してください。

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