会場には3種類の、それぞれ個性のある生ゴミリサイクルの実践が紹介されていました。
- 熊有研事務局により、長崎で生ゴミリサイクル・元気野菜作りを県をあげて推進している吉田俊道氏の実践ビデオの上映と、ほどよくできあがありつつある生ゴミ堆肥が展示されました。長崎では12月11日に2000人を越える人が生ゴミの食育集会にあつまったそうです。すごい!
- クリーン帯山のブースでは 発酵ボカシを使って作る生ゴミリサイクル用の容器が展示されていました。ゴミ減量のため行政から補助金がでるものです。生ゴミは家庭からでるゴミの4割と言われます。水分をたっぷり含んだ生ゴミは焼却への負担も大きいものです。EM発酵ボカシを使って大きく育った野菜も販売されました。
- パーマカルチャーネットワークのブースに置いてある木の箱にはミミズがうごめいていました。実は、生ゴミの分解能力はこの3つの中で一番だそうです。ミミズは生ゴミをやる限りは増え続けますし、臭いもありません。ミミズの糞は最高の肥料です。欠点は、生き物なので温度管理や水分管理を間違うと死んでしまうとこのようです。ペットとして楽しみながらやれば最高に楽しい生ゴミリサイクルかもしれません。
実は、この3つのどれも在来菌、EM菌、ミミズと、生物を使った生ゴミリサイクルです。だから、水分や気候にその出来が微妙に左右されるという点はどれも同じ。熊有研は、電気等を使わない環境に優しい生ゴミリサイクルを広げていく活動を今後も続けます!
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