研修生OB・OGプロフィール詳細

小林貞人さん 研修先:犬童家

出身地 長崎→大阪 就農地域 山江村
研修開始年齢 43歳 研修期間 1年
就農年 平成28年 リンク
栽培品目 就農2年目の現在は、年間40品目の季節の野菜を露地で栽培しています。

有機農業を志したきっかけ

妻の故郷の山江村に移住することになり、どうせやるならその土地特有の仕事をしようと思い農業を選択しました。
農業の情報収集をするため「農業人フェア」に参加した時、熊有研と出会い有機農業をすることになりました。

研修前の農業経験

未経験です。

研修中

研修先は、多品目の有機野菜の栽培で、畑の準備、種まきから収穫まで一連の農作業を実践しました。
ほ場が広く、回転率が高く、慣れない作業もあり体力面は結構ハードでした。
個人の能率も指導があり精神面も鍛えられたと思います。
研修中は、キツイし、いろいろ言われるし、単調だしと、小さな不満もありましたが、就農後、この研修が「100%無駄なく」役に立っています。

就農後の苦労、喜び、課題等

就農1年目は年間で30品目の野菜を栽培しました。
研修で学んだことを見よう見まねで実践するも満足する野菜は1つもなく失敗の連続でした。
栽培、販売ともに課題の山ですが、直売所で野菜が売れた時はとても嬉しく達成感があります。
苦労しているはずですが、不思議と苦にならないのも農業の魅力のように思います。

これからの夢や目標

・土づくりを積極的に行い、天候、病害虫に強い安定した栽培ができるようにする。
・有機JAS認証を取得し、信頼のある野菜として1個当たりの単価を上げる。
・加工食品の実習、販売を行い、生鮮野菜のロス低減と全体の売上を伸ばす。

有機農業を志す方へ

就農2年目でおこがましいですが、農業も起業なので、他の業種と同じ立ち上がりは厳しいです。
でも、他にはない、失敗しても、なにか強い達成感があります。
世の中に「農業やってみたいな」と思う人はなかなかいません。思っただけで貴重な人材ですので、是非、思い切って農業に挑戦してください。
どうせやるなら有機農業がお勧めです。本気で挑むほど面白くなり、とても奥が深く飽きることがありません。なによりおいしい作物が収穫できます。